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E-NEXTのよもやま話~第7回~

皆さんこんにちは!

 

E-NEXT株式会社、更新担当の富山です。

 

 

【現場レポート】特別高圧ライセンス(20〜30kV)技術講習会に参加してきました!

 

 

今回は、特別高圧(20,000〜30,000V)電気工事に関する技術講習会に参加してきた様子をお届けします。


主催はTE Connectivity Japan合同会社さん。実技・座学ともに非常に充実した内容で、多くの学びと技術の確認ができた貴重な機会となりました!


■ レイケム工法とは?

 

講習会のテーマは**「レイケム工法」**。これは、特別高圧ケーブルの接続・端末処理において、信頼性と安全性の高い方法として世界中で採用されている技術です。

資料と一緒に配られた講習テキストも分かりやすく、工程ごとのポイントが丁寧に解説されていました(2024年10月1日版とのこと)。


■ 実技の様子

 

倉庫内に組まれた仮設架台には、端末処理や中間接続の練習ができるような設備がズラリ。
以下のような工程を中心に学びました:

  • ケーブル端末の処理手順

  • ジョイント部の加熱・収縮作業

  • シース処理のポイント

  • ストレスコーンの形成

  • 絶縁チューブの装着方法

👇実際の風景はこちら!

写真のように各作業ブースに分かれて、講師の指導のもとで実技を繰り返し体得していきます。設備や部材の量も本格的で、かなり実践的な内容でした!


■ 工具・加熱作業も本番同様!

 

👇こちらの画像は、加熱用トーチを用いた収縮作業の様子です。

このトーチの扱いが意外と難しく、温度管理やノズルの角度によって仕上がりに差が出るため、何度も練習を重ねました。


■ 特別高圧ケーブルの端末部(完成形)

 

こちらが完成した端末処理部の一例👇

整然と配置されたフィン状の絶縁部が特徴的で、高電圧でも耐電圧性と放電リスクの低減を確保できます。仕上がり精度が求められる作業で、慎重かつ確実な施工が必要です。


■ 今回の技術講習を通じて

 

特別高圧のライセンスを取得するには、理論・実技の両方が不可欠。実際の現場を想定したこのような技術講習は、安全で確実な施工を行うための大きな一歩になります。

また、現場で活躍する技術者の皆さんと交流しながら技術を高め合える場でもあり、非常に有意義な時間となりました。


■ 最後に

 

今回のような講習会は、安全と品質を守るためにも欠かせない取り組みです。私たちも引き続き、技術力の向上に努め、電気インフラを支える一員として成長してまいります!

今後も、現場の様子や技術に関する情報を発信していきますので、ぜひご覧ください!

 

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今後もいろいろな施工実績等を発信していきます!


次回もお楽しみに! 😊

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